4Kディスプレイに活きるディスプレイアーム
グリーンハウスの4軸2アームのモニターアームGH-AMCA03購入
以前からモニターアームが気になっていたのですが、4K導入に合わせて環境を変えようと思い購入してみました。
本当は定番のエルゴトロンが買いたかったのですがかなり高価だったので、評価もそこそこで同じタイプのGREEN HOUSE GH-AMCA03にしてみました。
目次
なぜ4Kにモニターアームなのか
現状主流4Kモニターのサイズは27インチクラスですが、このサイズをドットバイドットで表示すると文字がとても小さくなってしまう為、モニターをできるだけ近くに寄せないとPC使用が困難になります。
しかし近すぎると飛び出したスタンドが邪魔でデスクスペースを圧迫してしまいます。
しかも27インチクラスだとスタンドも大きい!
27MU67-Bのスタンドを計ったところ縦幅が25cm。モニターの厚さがおおよそ5cm。
取り付け位置から計ってみてモニター面からおおよそ10cmスタンドが前に突き出すかたちになります。
これは4Kに限らず大型モニター導入にあたって意外に忘れがちなデメリットじゃないかと思います。
そして4Kを活用したいけどスペースが・・・とそんなジレンマを解消するのがモニターアームです。
GH-AMCA03の設置・使用感
設置
アームは重量があってしっかりした製品。
説明書にはアームにディスプレイを取り付けた後に軸に差し込んで設置すると書いてあったのですが、取り付け後だと非常に重いのと棚のあるデスクだったので取り付けが困難だった為、設置した後にモニターを取り付けました。
総耐荷重量18kgで27MU67-Bが7.8kgでFORIS FS2332-BKが6.2kgなので重量は問題なくクリア。
初期状態ではアームの関節は非常に固いです。
六角レンチで調整できるので、モニターの重さに合わせて調整できる仕様になっているので少し緩めました。
逆に首の部分は少し緩くて重さで下を向いてしまうのできつめに締めました。
使用感
これまでデスクスペースの都合で奥に引っ込めていたモニターが適度に前面に調整できて非常に便利!
デスク幅はみ出して設置できるので、デュアルディスプレイ用途では視界のどこにメインモニターとサブモニターを設置するかも調整できるのが良いです。
一番気になるモニターの揺れですが・・・割と揺れます。
キーボードを打っているだけでそれはもうプルプルと。
ただこれは置環境にもよると思います。
デスクはIKEAの大柄で固い材のものなのですが、肝心の足場が畳の上に絨毯を敷いている状態なのでデスクに少し強く手を置いただけで軽く揺れてしまいます。
デスクが揺れればもちろんアームも揺れます。というか揺れることで振動を吸収してるんでしょうから揺れなければ逆に怖い気もします。
エルゴトロンだったら違うのかなぁ・・・とも思ったりしますがただ価格が3倍以上ですし、多分エルゴトロンでも難しいと思います。
そんな具合でデスクの頑丈さや設置環境に左右されるものなので、デスクとは別の場所に固定できるならそっちのほうが良いと思います。
ちなみにモニター下に高さの丁度良かった栄養ドリンクの瓶を足にしてみたら安定しました。
見た目があんまりなんで足代わりになるものを探してます。
その他
アーム下にケーブルをかけるプラスチック部分があるのですが、スリットが入っている形状だったので押し込んで電源ケーブルを通してみたら固いプラスチックですぐ割れてしまいました。パーツがボルトで留まっているので外すのも面倒で使っていません・・・
あと使用に支障はなかったがのですが説明書に書かれていた支柱のカバー入っていませんでした。
現状アームの自体は問題なかったので良かったですが、こういう点はやはりチャイナクオリティ・・・と不安になりますね。
ちなみにアマゾン直送だったのでフォームから問い合わせたら翌日パッケージごと発送されてました!
すごい対応早い!けど返送が面倒なのでパーツだけ送ってきて欲しかった・・・
総評
レビューでは賛否両論ありますが、私感ではかなり満足度の高い製品です。
アームとしての機能は十分果たしていますし、見た目も高級感があります。
揺れに関してはエルゴトロンだったらどうか・・・とも思いますがそもそも机が揺れている段階で致し方なしだと思っておきます。
あとは使ってみて上下移動はほとんどしない使い方なのと、やっぱり1アーム1モニターのほうが安心なので同じグリーンハウスのGH-AMC03かサンコーのMARMGUS192Bあたりでも良かったかなと思ったり。
モニターアーム導入の注意点
最後にこれからモニターアーム導入を検討されている方に、いくつか確認しておくと良いことを挙げておきます。
モニターがVESA規格に対応しているか
モニターアームはVESA規格という共通のマウントで取り付けるので、モニター側がVESA規格に対応していないと取り付けることができません。
通常のモニターですとほぼ問題ないと思いますが、ちょっとオシャレな製品の場合対応していない可能性もあります。
ちなみにimacは通常販売されているモデルは非対応で、Apple直販のみVESAマウントモデルが選択できます。
2.モニターの重量を確認する
モニターアームにはそれぞれ総耐荷重量が設定されています。
例えば価格.comでもアマゾンでも高順位にランクインされているグリーンハウスのGH-AMC03は6kgと明記されていて、私の使用している27MU67-Bは7.8kgなので重量オーバーしてしまいます。
少々のオーバーなら大丈夫かも知れませんが、メーカーの表記に準じておいた方が安心です。
3.デスク後ろのスペースと天板の奥行きを確認
モニターアームは概ね2本のアームが折り曲がって奥行きを調整します。
設置場所の後ろがすぐ壁だったりすると折れ曲がったアームが収まらず、場合によっては適正な距離にモニターを設置できない場合があります。
また机の天板をクランプで挟み込んで固定するため、天板奥にギリギリに補強の筋金が通っているデスクなどは取り付けができません。
GH-AMCA03ですと実測おおよそ10cmくらいでしたが、公式では12cm以上を推奨しているようです。
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