バイクのリアケースに収まるコンパクトな30cm!しかもカーボン!
以前からバイク用に脚を反転して折りたたむコンパクトなトラベル三脚が欲しかったのですが、中国の無名(?)ブランドのものでも1万オーバーと比較的高いので購入に躊躇していました。
また35Lの小型リアケースでは収納に制限もあり、なかなか丁度よい三脚がないなと探していたらamazonベーシックで丁度よいサイズの三脚を発見!
しかもカーボンですよカーボン!さらに1万円寂という驚きの低価格!
実際に購入してみましたが、少々粗さはあるものの価格から考えると十二分のパフォーマンスに満足!
ということで今回は「アマゾンベーシック トラベルカーボン三脚」のレビューです。
目次
外観・付属品
仕様・使用感
軽さとカーボン材が売りのコンパクトなトラベル三脚ですが意外に機能も多彩です。
ナットロック式で最長130cm
脚部はワンアクションで伸ばしやすいナットロック式。
クリップ式よりも力がいらないので扱いやすいですね。
長さは5段階で調整可能で最長で130cmとまぁまぁの長さ。
さすがに最長まで伸ばすと足の細さから若干安定はしませんが、数秒レリーズする分には問題なさそうな強度です。
残念な点
この価格でカーボンというだけで十分満足できる三脚ですが、当然ながらコスト的に割り切りが必要な部分もあります。
全体的に工作精度の低さ(作りの粗さ)はやはり気になりますが、実用面で支障はないので目をつぶっても良いかなと思っています。
ただその中でも「ここはちょっと改善してほしい」と思うのは下記の2点です。
脚の可動部
脚の可動部は価格なりの工作精度と言うべきか、初期状態ではとても硬い状態でした。
またボルトの共締め構造になっているので使っているうちに緩みそうな感じです。
とりあえず潤滑剤をスプレーして締め付けトルクを調整したら良い感じになりました。
あとはスプリングワッシャーなどに交換すればいくらか改善できそうではあります。
イマイチな雲台とアルカスイス「非対応」なプレート
そしてアマゾンレビューでも酷評されている雲台。
ダイヤル部は空洞になっているし、ボールのフリクションも微調整が難しいです。
小型トラベル三脚というカテゴリであり、何より低価格な製品ですからここは仕方ない点かな、とも思います。
かと言って全く使えない、という訳ではなくグリスアップすれば動きはいくらか改善できるので使用に耐えられないほど酷くはありませんので、ライトな使い方ならそこまで問題になることはないでしょう。
ただ注意すべきはプレート部分。
形状はアルカスイス互換なのですがサイズが微妙に小さい為、最大に開放しても自分の所持しているプレートはセットできませんでした。
小さめのプレートならば収まるかも知れませんが、互換と呼ぶのは難がありますね。
また脱落防止のストッパーが干渉するという話もありますので、その点でもこの雲台は付属プレート専用と考えておいたほうが良いでしょう。
まぁ雲台は安いものなら2000円前後で販売されているので購入するも良し、別に雲台があるならばそちらに交換しても良し、といったところ。
ちなみにこの雲台のプレートを他社の雲台にはセットできるので、そちらならば使い回しがききます。
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