Canonフルサイズのレンズ選び。所持EFマウントレンズレビューと気になるレンズまとめ。

フルサイズのレンズ選び

フルサイズとなると重さもさることながらレンズの価格帯もヘビーなので、おいそれとは手が出せません。
でもそこがカメラの一番楽しいところ。
フルサイズともなるとなおのことユーザー側の評価が厳しいこともあって、各メーカー気合いの入ったラインアップがまた非常に悩ましいところ。

まだまだ揃え切れてませんが、手持ちのレンズ・機材レビューとこれから欲しいレンズを並べてみます。

ちなみにボディはCANON EOS 6Dを使用しています

使用レンズレビュー

CANON EF24-70mm F4 L IS USM

24-70 Canon 標準ズームレンズ EF24-70mm F4 L IS USM フルサイズ対応

一本あれば安心の優等生標準ズーム

F4通しの標準ズームレンズ。
良くも悪くも特徴がないのが特徴というか、十分シャープでよく写るのでこれといって目的がなければこれを付けてれば安心といったところ。
フルサイズなのでF4でもほどほどにボケます。そもそもF2.8使っても絞るだろうしで丁度良いのではないかと。

気になるF2.8

ただどうしたってF2.8通しを頭をチラチラと横切りますね。

今回EOS 6Dのセットで購入したので割安ではあったのですが、単品購入ですと実勢価格差が約6万。
この価格差ならF2.8にいったほうが幸せになれそうです。

単焦点好きなんでズームはとりあえずあればと思っていたのですが、どうしたってお出かけには標準ズームの出番のほうが多くなりがちにはなります。
それなら高いものは良いものを持っておくのもアリではあるのだけれど、焦点距離が丸かぶりするものを入れ替えるのも面白くない・・・というジレンマに。

最初から高いものを買っておかないと遠回りになる、という典型かも知れませんね。

それでも写りは上々。最初の一本には最適

まぁ上を見たらキリがないし、写りは上々なんで満足しています。

上を目指すならボディは5D、レンズはF2.8って組み合わせになるでしょうし、6Dには丁度良い落としどころじゃないでしょうか。

あ、あと「おまけマクロ」とも呼ばれているマクロ撮影機能は結構使えます。
出先で風景を撮って食べログに食事を撮影、なんて時に特に重宝するのではないでしょうか。

canon ef24-70_1

Canon EOS 6D
Canon EF24-70 F4 L IS USM
70mm 10sec,F22,ISO100

canon ef24-70_2

Canon EOS 6D
Canon EF24-70 F4 L IS USM
70mm 1/320sec,F4.5,ISO100

TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD

28-300 TAMRON 高倍率ズームレンズ 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD キヤノン用 フルサイズ対応 A010E

フルサイズの便利ズームの代表格!

本格的な望遠ズームはまだ必要ないけどとりあえず望遠域が撮れるものが欲しい。それなら便利ズームを試してみようと購入。
発売当初は人気があったのか、はたまた生産数の問題なのか6ヶ月くらい品薄でした。

本気撮りには及ばないがよく写るレンズ

画質は評判に違わずなかなか優秀。
高倍率ズームなので期待していませんでしたが、良い方向で予想を裏切る画質です。
色乗りは良い、解像度はそこそこ、ボケ味はもう少しってのが私感です。
多少割り切ればちょっとしたお出かけにはこれ一本でもいいや、と思うくらいには利便性と信頼できるレンズです。

あとタムロンはこれしか知らないのですが、手ぶれ補正が面白いですね。
ファインダーを覗いて軽くカメラを動かすと、食いついたように像が固定されます。

tamron 28-300_1

Canon EOS 6D
TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD
300mm 1/250sec,F6.3,ISO500

tamron 28-300_2

Canon EOS 6D
TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD
127mm 1/320sec,F5.6,ISO200

SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art

35mm SIGMA 単焦点広角レンズ Art 35mm F1.4 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応 340544

シグマ渾身の単焦点!Artの名は伊達じゃない!

6Dを買ったら絶対コレを買う!って決めていたシグマのレンズ。
どんな被写体でもアートに変えてしまうと言っても過言ではないです。

素晴らしいキレと官能的なボケ

インフォーカスはレースの網目がはっきり分かるほどのキレ、アウトフォーカスは溶けるような官能的なボケ味。
あとF1.4と明るいレンズなので,浅い被写体深度を生かした立体感のある表現も楽しい。
35mmの画角も丁度良い。スナップに持ち出せば無敵なレンズです。

所有感を満たす外観

外観もしっとりとした黒にArtの「A」が刻まれたシルバーのエンブレムが潔い。レンズフードもカチッと音を立ててしっかりととまるのも好印象。
丁寧な作りが随所に見て取れて、所有する喜びを十二分に感じられます。

難点はあるが持っておきたい一本

難点は重くて大きいのでかさばること。あとは単焦点なので出先で応用が利かないこと。
なので旅行にこれ一本はなかなか勇気がいりますね。

ただそんなデメリットは写りを見れば吹き飛びます!
標準域単焦点の中では抜群にコストパフォーマンスの高い一本です。

tamron 28-300_1

Canon EOS 6D
SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM
35mm 1/4000,F1.4,ISO100

tamron 28-300_2

Canon EOS 6D
SIGMA Art 35mm F1.4 DG HSM
35mm 1/500,F1.8,ISO2500

その他

フラッシュ:canon スピードライト 430EX II

430ex Canon スピードライト 430EX II

ガイドナンバー43のキヤノン純正ストロボ。
キヤノン6Dにはフラッシュが内蔵されていないのでとりあえず購入。

あんまり出番はないですけど結婚式の撮影や室内の静物撮りなんかには重宝します。

別記事でストロボバウンサーを作ってみたのでこちらもどうぞ。

結婚式の撮影に便利!200円でできる自作ストロボバウンサー
結婚式の撮影に便利!200円でできる自作ストロボバウンサー

周りに一眼レフカメラを持っている人が少ないのもあって、友人/知人からから結婚式の撮影を依頼されることがあります。 そんなシチュエーションでよ...

リモートレリーズ:RS-80N3(メーカー不明)

レリーズ キヤノン RS-80N3 TC-80N3 対応 シャッター リモコン コード レリーズ

とりあえずシャッターが切れてバルブ撮影ができれば良かったので安いものを購入。
確か1000円しなかったと思います。
2年ほど使用していますがまだ使えてます。

これから欲しいレンズ

とりあえず広角から望遠まで一通り揃えましたが、本当に「とりあえず」なラインアップ。
焦点距離のリプレイスにもなりますが、これから揃えたいレンズ一覧です。

CANON EF100mm F2.8L マクロ IS USM


CANON EF100mm F2.8L マクロ IS USM
Canon 単焦点マクロレンズ EF100mm F2.8L マクロ IS USM フルサイズ対応

販売されてからそこそこ経過しているけれど評判の良いマクロレンズ。

マクロ的な使い方はあまりしませんが、物撮りに良さそうなので欲しい一本です。

CANON EF16-35mm F4L IS USM


CANON EF16-35mm F4L IS USM
Canon 広角ズームレンズ EF16-35mm F4L IS USM フルサイズ対応 EF16-3540LIS

風景を撮影していると広角24mmじゃ足りない場面も多いので非常に気になるところです。
型落ちになったEF17-40mm F4L USMも画質は大差ないという話もあるので、安い中古があればこっちでもいいかなーと。

CANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM


CANON EF16-35mm F4L IS USM
Canon 望遠ズームレンズ EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM フルサイズ対応

憧れの白レンズ!望遠域で本気出すなら多分コレです。
F値は暗めですが評判も上々ですし、400mmまでの望遠なら撮影の幅もグンと広がります。

ただボディが6Dだと役者不足の感が否めないので、コレを買うなら5Dクラスはないとなぁ・・・

SIGMA 24-35mm F2 DG HSM


CANON EF16-35mm F4L IS USM
SIGMA 広角ズームレンズ Art 24-35mm F2 DG HSM キヤノン用 フルサイズ対応

35mm F1.4を買ってすっかり惚れ込んだシグマ。
24-35mmなので風景からスナップまで汎用性が高い上にF2通しなのでとても使いやすそうなレンズです。

単焦点シリーズで折り紙付きのartシリーズですから画質もかなり期待できます。

まとめ

以上が私のフルサイズ機材レビューになります。
旅行に出かける時などはボディに加え、ただでさえ大きいレンズを2,3本と三脚まで持って行くので相当な荷物になります。
車での旅行ならばそれでもいいのですが、電車やバイクで出かけるとなるとさすがに機材も減らす必要があり、その点でSONYのα7やオリンパスのOM-Dあたりでシステムを組み直したい気持ちもなくはないです。

いくらかデメリットも書きましたが、かさばる点以外ではほぼ現状の機材で満足しているので当面は今のものでやっていこうかなと思っています。

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