機材紹介:フルサイズ編
当ブログで掲載している写真はサムネイルを含めて一部を除き基本的に筆者で撮影したものを使用しています。
需要があるのか分かりませんが、今後レビューをするにあたってのベンチマークという意味合いも含めて所持機材を紹介してみたいと思います。
目次
ボディ:CANON 6D
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 6Dボディ EOS6Dキヤノンのフルサイズクラスのエントリークラス機。
発売から3年以上経過しているのにランキング上位に入るほど売れている、息の長いモデルです。
エントリークラスということで兄弟機である5Dからバッサリ機能を切り捨てられてはいますが、基本性能は十分。
動体を撮らないのならほとんど不満はないと思います。
気に入っている点
センサーサイズが大きいメリットを享受できる。
何と言ってもフルサイズのメリットを享受できるところ!
高感度や長時間露光時のノイズが少ない点と、ダイナミックレンジが広い点は大きなセンサーサイズならでは。
暗い屋内などでも躊躇せず感度を上げられる安心感は撮影フィールドを広げる事にも貢献します。
撮影時の失敗をカバーできる
RAW現像で露光を大きく調整しても階調が残っているのにはちょっと感動しました。
RAW現像とは
jpegよりもグラデーションの階調を広く保存できるデータ形式。その分データサイズが大きくなるのが弱点。
ちなみにRAWデータを修正・加工することを「現像」と呼ぶ。
こんな具合に露光不足で暗くなっていた写真を明るく持ち上げても、樹木のディテールがしっかり出てきます。さすがにノイズレスとまではいきませんが、鑑賞に支障はない程度には綺麗です。
失敗を克服できるという点では初心者にこそフルサイズを勧めるべきなのかも知れませんね。
フルサイズの中では軽量!
バッサリ機能を切り捨てたメリットとしてフルサイズの中ではとても軽量な機体になっています。
まぁ外観もプラスチック感がしてチープではありますが、それは軽さとトレードオフということで。
wi-fi搭載が意外と便利!
別にスマホに転送してシェアなんかしないし・・・と思っていたのですが、アンドロイド・iOS対応の「EOS Remote」を使ってリモート撮影が意外に便利です。
ややタイムラグはありますが、絞り・シャッタースピード等一通りの操作が可能で、レリーズがなくても遠隔撮影ができます。
イマイチな点
オートフォーカスエリアが狭い
測距点が11点ありますが、中央に寄っているので端にピントを合わせた構図で撮りたい時などに不便です。
オートフォーカスが弱い
正確には「中央は優秀だがそれ以外の測距点が弱い」です。
測距点11点のうちクロスセンサーが中央1点のみなので、中央以外だと暗所や黒いものなどは絞りなどの条件によっては反応すらしません。
また少しピントも甘い気がします。
なので屋内での静物は主にライブビュー+レリーズで撮影しています。
連写性能が弱い
4.5コマ/秒はちょっと微妙。まぁ連写なんてたまにしか使わないのでそこまで不満でもないです。
液晶が固定式
これは不満というか要望ですが、ライブビュー撮影の頻度が低くないので70Dでも採用されているバリアングル液晶が良かったかなと。
まとめ
使ってみて売れてる理由がよく分かるカメラ
フルサイズカテゴリのエントリー機である6D。
AFや連写性能は削られていますが、基本性能はしっかり押さえているのでじっくり構えて撮影する分には申し分のないボディです。
何よりこの価格帯でフルサイズセンサーと豊富なレンズ群を堪能できるのが素晴らしい。
発売されて3年以上経過しているので新機種も気になりますが、価格も落ち着いていますので良い選択なんじゃないでしょうか。
手持ちレンズのレビューも書きましたので宜しければどうぞ
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