3年ぶりのSSD交換
SSDが普及しだして5年程度くらいでしょうか。
自分も使用を始めたのがそのくらいで当時は128GBで2万円程と、こなれてきていたとは言えまだまだ高価なパーツの部類でした。
容量の問題と寿命も気になりだした3年前に2個目のSSDを購入。
この頃も128GB1万中盤程とまだまだ高めで、起動ドライブと割り切っての運用していました。
そして3回目のSSD交換。
「SSDは3年程度で交換するのがベター」という定説(?)をちょっと意識しての交換です。
価格を調べてみると240GBで7千円程度まで価格も落ち、随分お手頃感が出てきましたね!
MacBookをはじめミドルクラスより上のノートPCには標準実装されているものも多いし、工場の減価償却や普及数に伴って価格が落ちてきたということでしょうか。
ともあれ自分的にはもう必須のストレージになっていますし有り難い話です。
今回新調するにあたってそこまでスペックを重視しない、速度より容量というコンセプトで製品を探してみたところ、CFDの「CSSD-S6O240NCG1Q」が比較的人気で悪くなさそうでしたので、同製品の480GB版の「CFD CSSD-S6O480NCG1Q」を買ってみました。
目次
「CFD CSSD-S6O480NCG1Q」レビュー
容量480GBで記録方式はTLC。 価格は購入時(2016年7月)で1万2千円程度。
HDDに迫るほど、とはまだ言えませんが安くなりましたねぇ。
ちなみにCFDは都度供給元を変えて販売するメーカーですが、このモデルの供給元はADATAというの製品です。(アマゾンの商品名を見るとHynix製となっています。)
あとメーカー3年保障がついています。
内容物・外観
付属品は一切ナシでSSDのみです。
ネジの一本はおろか、ユーティリティや説明書なども入っていません。
箱裏面が保証書代わりになっているので、外箱は大事にとっておきましょう。
あと基本的なことですが、PCケースに2.5インチベイがない場合、固定するのにマウンターが必要になるので、持っていない場合は別途必要になります。
速度
早速スピードテストを実行してみました。
せっかくなので新旧の比較をしてみます。
TOSHIBA THNSNJ128GCST測定結果
こちらがこれまで使用していたSSDの数値。
公称で読み込み、書き込みともに500MB/s程度だったと思うので、随分振るわないスコアです。
空き容量の問題もあるのでしょうが、劣化しているという事なのでしょうか。
CFD CSSD-S6O480NCG1Q測定結果
公称で読み込み560MB/s、書き込み510MB/sとなっていますので、読み込みは公称程度ですが自分の環境では書き込みがちょっと遅い感じです。
体感スピード
スコアを見ると大きな開きがありますが、正直体感的にはそんなに変わりません・・・というか全くわかりません。
そもそもほぼOSのみしか入っていない起動用、アプリは外(別SSD)に逃がしている上にデータはHDDなので体感しようがないのもあります。
唯一アドビ系のキャッシュを起動ディスクに振っているので、挙動がいくらかキビキビした感がある程度です。
まとめ
もともとHDDに比べて圧倒的に早いSSDですから、新調したことでライトユーザーが得られる満足度は薄いかな、という感想です。
ただ寿命の短い製品(とはいえどのPCパーツも消耗品ではあるのですが)ではありますし、何より大事なデータを入れておく重要なパーツですので、定期的なメンテナンスという意味でSSDの新調はすべきでしょう。
ちなみに先に挙げたアプリ用SSDですが、5年前に購入したもので主にアドビ系アプリとその2次キャッシュに充てています。
photoshopなどは頻繁に大量のデータの読み書きを行うので、OSとは別にSSDを用意した方が良いんじゃないかなと、個人的には思います。
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