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やっぱりマウスはロジクール!
以前ロジクールMX Anywhere 2 MX1500の購入レビューを書きましたが、もう一つマウスが必要になりました。
さすがにMX1500は高価なので2個目もとはいかず。
マウスと言えばロジクール指名買い且つ名器M505以来小型マウス好きなので、とても選択肢が狭いなかでのチョイスになります。
低価格帯ならどれも変わらないかな・・・と考えるも、中でも作りの良さそうなM545を買ってみました。
ちなみに現行はM546になるようですが、さほど違いはなさそうですね。
というわけで、ロジクールM545をフィット感や使用感、そして気になるレーザーセンサーとレーザーグレード光学センサーとの違いなど、MX1500と比較してレビューしてみたいと思います。
「これでいいじゃない」と思わせる良マウス
奇をてらわない、手にしっくり馴染むフォルム
長年ロジクールを使用しているので、やっぱり手に馴染みます。
右利き用のアシンメトリーで傾斜のついたフォルムのマウスもありますが、やっぱりシンメトリーでフラットなデザインのほうが落ち着きます。
またメインで使用しているのがMX1500ということもあるのですが、M505と比べてもやや高さがある印象です。
もう少し浅いほうが好みですね。
クリック感はMX1500と比較しても上々!
高くもなく低くもないクリック音は心地よいです。
サイドボタンは価格相応
この機種は5ボタンモデルなのでサイドボタン付き。
こっちのボタンはなんとも頼りない感じというか、まぁ価格相応ですね。
この点はMX1500とは作り込みが違うな、と感じさせられました。
M505の3ボタンマウスを使ってから「進む」「戻る」はホイールの左右に割り振って使用しているので、正直サイドボタンはあってもなくても良いので個人的には減点になりません。
個人的に高評価のホイール
ホイール部は基本的に高速スクロールタイプ。
ただ完全にスムーズに滑っていく訳ではなく、微妙に抵抗があってギア感があります。
このホイール、いいですね!
これまでスムーズスクロールタイプは馴染めずギアタイプを好んで使っていましたが、これはアリです!
まぁこの辺は好みで大いに評価が分かれるところでしょうし慣れの問題ではりますが、個人的にはMX1500よりもM545のほうが良いんじゃないかと思うほどに気に入りました。
あと自転車のタイヤのようなパターンが刻まれたグリップ部も良いですね。
低価格帯モデルは横にゴム一体型で横にスリットの入った簡素なものが多く、マウスの部品の中でも価格差が如実に出るポイントだと思います。
使用感もさることながら見た目の高級感もあり、コストをかけてるなと思わせる点です。
レーザーと比較しても違和感のないトラッキング性能
そして最も気になるセンサー性能です!
結論から言えば「これで十分じゃないか」という感想。
数年前に光学からレーザーに乗り換えた時に感じた衝撃的なギャップは全くありませんでした。
光学性能も随分進化したものですねぇ。
もちろん厳密にはレーザーのほうが滑らかに動くのですが、素早くグルグルッっとマウスを動かした時に軌跡がちょっとコマ数が落ちる程度。
普段使いならレーザーマウスに慣れた人でも違和感なく使えるんじゃないでしょうか。
あと電池と受信機をしまう裏蓋がしっかりしています。
電池式はM505・M510を使ってきて、ペラペラで堅い裏蓋がいつか壊れそうな感じでしたが、M545はしっかりして面積もあるので安心感があります。
コストとパフォーマンスのバランスのとれた良マウス!
正直取り急ぎ必要、というのもありさほど期待していなかったM545でしたが、結果的に大変満足な買い物でした。
もちろん現状MX1500が個人的に最強・最良なマウスではあるのですが、価格差にして4倍くらいになりますし評価が逆転してしまっては立つ瀬もないというのもありますが、ちょっとこだわる程度なら十分に満足いく製品です。
M505が廃盤以降、エントリークラスの小型モデルからレーザーセンサーが消えて意気消沈していましたが、なるほどそれは食わず嫌いだったのかなと感じました。
もちろんコストカットの面も大いにあるでしょうしロジクールには少々がっかりしてはいますが、使用上レーザーとさほど差違がなければ許容範囲ではありますね。
ロジクールM545は「マウスなんてどれでも同じだろう」と1,000円前後のマウスを使っている方に、あともう1,000円足して使ってもらいたい、コストとパフォーマンスのバランスのとれた良マウスですよ!
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