以前MacBookpro 2016購入時に併せて「BENFEI」というメーカーのUSB-Cハブを購入しました。
無名で（中国メーカーはだいたいそんなもんですが）レビューも少ないので不安でしたが、ハブが必須だったため「とりあえず」という気持ちで購入。
というのもマックブックプロ2016モデルが発売された当時はマルチタイプハブのラインアップも少なく、且つ品切れも多かったという背景もありますが、有線LANが欲しかったのでさらに選択肢が絞られた結果でもあります。
しばらくは普通に機能していたので満足していたのですが、USB-A経由の外付けHDDの接続が頻繁に切れる、PDの充電も時々切れる、さらには有線LANがスリープのタイミングで切れる等不具合が頻発するように…
それでもまぁ使えなくはないのでしばらく使用していましたが、安価なマルチポートハブの種類が増えてきたのと、いい加減不安定な挙動が煩わしくなってきたのもあり、今回「QacQoc GN30E」に新調することにしました。
外観・仕様
スタイリッシュな外観
QacQocというメーカーは全く馴染みがないのでブランドとしては分かりませんが、薄型で緩やかなカーブのついたシェイプはなかなかカッコイイですね。
他メーカーの名前で同様のデザインの製品が売られているようなので、どこかのOEMかもしくはOEM供給元なのでしょうか。
局面まで綺麗に面取りされていて工作精度も高く、パカッっと箱に収めたようなBENFEIと比べるまでもなく高級感のあるフォルム。
色もマックブックプロのカラーに合わせたスペースグレイを選択したので、並べると純正品のように馴染みます。
付属品は本体・ポーチとサンクスカードの３点。
説明書は付属していません。
搭載ポート・配置
前面にはSDカードとmicroSDカードリーダー、右端に動作確認用のランプを設置。
ランプは中国製品によくあるどぎつく明るい感じではなく、スモークのかかったカバーが付いているため上品に光るのも良いですね。
背面はUSB3.0ポートが３つとHDMIポートが１つ。
右側面にはPD（パワーデリバリー）のUSB-Cと有線LANポートが設置されています。
使い勝手の良いポートレイアウト
接続ポートの数や価格的には他にもいくつか候補があったのですが、この商品の購入の決め手になったのがこのポートレイアウト。
USBポートが背面に集中しているのが欲しかったんです！
デスクに設置して使う場合、どうしても設置時に前面・背面ができてしまうため、前面にUSBポートがある場合ケーブルレイアウトが非常に煩わしくなってしまうので、前面にはSDカードリーダー、背面にUSBポートというのが自分的に非常に理想的なレイアウトでした。
使用感
肝心の使用感ですが、１ヶ月ほど使ってみたところ普通に使えています。
スリープ時に外付けドライブが切断されるのは仕方ないとして、使用時にふいに切断されることもなくなりましたし、有線LANおよび無線LANの接続不良からも開放されました。
まぁそれが当然なんですけどね…
ただ１点、SDカードリーダーが稀に認識されなくなる事があります。
まぁ使用頻度は高くはなく、再現性も低いのでとりあえず不便は感じていません。
据え置きにも持ち運びにもスマートなマルチポートハブ
マルチポートハブの中では若干価格が高めのQacQoc GN30Eですが、カードリーダーと有線LAN搭載で質感も良く、現状安定して動作しているので良い買い物だったかなと。
なにより近年のMacBookはもちろん、薄型ノートPCで採用されるモデルの多くなってきたUSB-Cポート搭載モデルですが、使うにあたって必須といって良いガジェットだけにケチると良くないなと痛感しました。
今や100円ショップでも見かけられるUSBハブ系の製品だけに安いもので済ませたい気持ちになりがちですが、日常使用する基本装備はしっかりしたものを使いたいものですね！
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