auからMVNOへ転出する費用は?MNPについて調べてみた

auからMVNOに移行する前に確認しておくこと

今回auからMVNOに移行するにあたってショップに相談してみたのですが、想定外の事が色々あったので分かったことをまとめてみます。

解約月

解約月は契約月の1ヶ月後

ご存じのように2年契約の場合、契約更新月以外で解約をすると契約解除料という名の違約金(¥9,500)が発生します。
ちなみに勘違い・・・というか思い違いをしていたのですが、契約月は契約日の翌月になるという点です。

公式サイトにも「加入日から翌月までを1カ月目とし、25カ月目が契約更新月となります。」と書かれています。

ちなみに端末での確認方法は下記のリンクを参照してみてください。

年契約割引(年割/誰でも割)の「契約更新月」を確認したい

違約金免除期間が2ヶ月になる

これまで1ヶ月間しかなかった違約金免除期間が、2016年5月から1ヶ月伸びて2ヶ月になるそうです。

月にすると25ヶ月目と26ヶ月目ですね。
広くアナウンスされていない事だと思うので知らない方も多いんじゃないでしょうか。

auから転出の際に発生する費用

MNP手数料

MNPするにあたって転出費用が発生します。

5/16までは¥2,160ですが、5/17からは¥3,240に値上げになります。
自分は6月が解約月なので値上げ後の適用になります・・・悲しい。

解約月の料金は全額負担

解約月分の料金は全て翌月の支払いに計上されます。

「日割りじゃないの?」と楽観的に考えがちですが、ここに落とし穴があります。
話を聞いて正直「えええっ」となりました。

2016年1月までは日割り計算だったのが改訂されたようです。

さらに割引は適用外

さらに大きいのが端末を新規購入時に割り引きされている「毎月割」などキャンペーン割引とauひかりと同時加入で適用される「スマートバリュー」適用外になります。

自分は端末は一括購入で毎月割とスマートバリューを使用しているので、月々の支払いから¥3.166割引になっているのですが、これらの割引は全て解約時に適用外になります。

去って行く客は客じゃないということでしょうか。
どこまでもひどい仕打ちです。

自分のケースでの移行費用を合算

自分のケースで現状から移行するとこうなります。

LTEプラン ¥1,008
LTEフラット ¥6,156
LTE NET ¥324
apple care ¥432
転出費用 ¥3,240
合計 ¥11,160

解約月なら転出費用+αで、と高をくくっていただけに、これはなかなかやられた感のある額です。
さらに月々払ってる料金全額払うのか・・・と思ったら割引も適用外と踏んだり蹴ったりな仕打ちですよね。

ホントに新規参入者に甘く、既存利用者に厳しい業界ですね。

移行費用を抑えるには

では転出費用を少しでも抑えることはできないのか調べてみました。

月の初日(1日)ならば解約月の料金が発生しない?

ベストなのが解約月の初日(1日)に解約する方法、だと言われています。

唯一月初の1日だけは当月の料金が発生せず転出料金だけで済むと、店頭で聞いてみても同様の回答でした。
ただ、その後サポートセンターに問い合わせてみると「以前はシステム上そのような処理を行っていたが」という前置きから「今はそのような仕様はなく、1日でも31日でも同様に1ヶ月分の利用料金が発生する」という回答が返ってきました。

この店頭とサポートセンターとの回答の齟齬はどう判断すれば良いか難しいところです。
そもそも1日に0円というのはシステムの問題から出た特例処置という話ですし、もうシステムの穴は埋まって通常通り1日から料金が発生するようになっているのかも知れません。
ただ仮にまだ特例処置が続いていたとしても、auとしてはそんな例外を公式には認めたくないとも考えます。

ショップとサポートセンターとどちらが正しいのかは実施してみないと分かりませんが、免除されればラッキー程度に考えておいたほうが良いんじゃないでしょうか。

解約前月にプラン変更を申請する

これは裏技でも運試しでもなくまっとうな手段です。
解約月の利用料金が請求されるなら、解約月の料金プランを落とせば負担が軽減されるという話です。

自分は現状LTEフラットで基本料金・オプション料金は下記の通り

LTEプラン ¥1,008
LTEフラット ¥6,480
合計 ¥7,488

これを「スーパーカケホ+データ定額1」にすると

LTEプラン ¥1,836
LTEフラット ¥3,456
合計 ¥5,292

これだけで¥2,196安くなります。

ちなみに「スーパーカケホ+データ定額1」は毎月割などキャンペーン割引は適用されず、スマートバリュー割も¥500に減額されます。

通常運用においてはキャンペーン割引によってはデータ定額3プランのほうが安くなる使えないプランですが、そもそも解約の段階でどちらも適用外なので必要ないのです。

取って付けたように設定されて見向きもされない格安プランが解約時に活きようとは、なんとも皮肉な話ではあります。
パケット制限は1Gになりますが、ヘビーな使い方をしなければ半月くらいは保つのではないでしょうか?

ですので解約の前月にプラン変更を申請して、解約月からプラン適用をさせておくのが現状最も確実で有効な手段です。

その他

余計なオプションは解約する

スマートパスとかapple careなど、意外と付けたまま忘れてたオプションなどないでしょうか?
今は紙の領収書も送られてこないので確認する機会がなく、自分も店頭に行くまでapple careを付けてたことを忘れてました。

ポイントを消費しておく

残しておいても消えるだけなので使っておきましょう。
au WALLETに加入していると利用料金に充てられるようです。

まとめ

分かってはいましたが、あれやこれやで出て行く相手からはお金を取っていきますね・・・
こんなことなら昨年中に違約金を払っても出て行ったほうが、ランニングコストを含めて安く上がったんじゃないでしょうか。

何を言っても今更な話になるので、とりあえず出来ることはしておいて、解約の日に備えましょう!

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