4Kディスプレイ環境を快適にするためにグラフィックカードを交換
前回4のKモニターレビューにも書きましたが、現在装着しているRADEON HD7770だと4KディスプレイでAdobe系アプリを使用した際やや厳しめだったのでビデオカード交換を行いました。
購入するに至った4kディスプレイレビューはこちら
LG 27MU67-B IPSディスプレイ モニター 27インチ 4K/3840×2160/AH-IPS非光沢/HDMI2.0準拠/ピボット対応ZOTAC GeForce GTX 960 ZT-90311-10M 4GBを選んだ理由
ZOTAC Geforce GTX 960 Single Fan 4GB グラフィックスボード VD5881 ZTGTX96-4GD5R02/ZT-90311-10M
今回のグラフィックカード交換はゲーム用途ではなく、4KモニターでAdobe系アプリを含む作業を快適にするコンセプトで選択しました。
グラフィックカード交換にあたってのコンセプト
2.今後4Kデュアルディスプレイ運用することも考慮してディスプレイポート2つ以上かHDMI2.0対応
3.CUDAのphotoshop支援機能を使ってみたい
4.ゲームはやらないのでOCモデルは静音性含めて無用の長物
5.とにかく安く!
ビデオメモリは2GBあれば十分そうでしたが2GBと4GBのモデルでさほど価格差がないことと、今後4K2台運用の可能性も考慮した上で4GBモデルを選択しました。
以前からATI推しだったのと27MU67-BがFreeSynce対応なのもあってRADEON R9 380モデルも検討したのですが、ゲームや重い動画再生もしないのでディスプレイポートの数とCUDAを使ってみたい理由で今回はGTX960にしてみました。
仕様・外観
付属品
ビデオカードと説明書とドライバCDのみ
6pin補助電源用ケーブルも付属していないのは意外でした。どれでも付いてくるものかと思ってました。
まぁミドルクラスのグラボを購入する層なら問題ないのでしょうが、初心者だったらちょっと焦るか、そもそも気がつかずに装着してしまうか。そういう意味ではちょっと不親切かなとも思うところです。
外観
ショート基板・シングルファンモデルです
約174×111.15×35.2 mmとコンパクトなので小型ケースにも収まりが良いのではないでしょうか。
縦幅は2スロット占有しますが、廃熱のスペースがしっかり取られていますので安心感がありますね。
補助電源コネクタ
6pinが1個。
OCモデルじゃないからなのか6pin1個だけです。
ショート基板で大きな電源を納められない小型ケースの需要も想定しているのでしょうか。
NVIDIA公式ページによると消費電力120Wで400W電源から作動確認しているそうです。
使用メモリ量
ベンチマーク(3D MARK Fire Strikeにて計測)
せっかくなので一応計測してみました。詳しく説明ができませんので参考程度に。
計測環境
メモリ:12GB
ストレージ:128GB SSD
解像度:4K(3840×2160)
グラフィックカード交換で4K環境がとても快適に!
全般的に操作の遅延が解消
当然といえば当然ですが、ビデオカード交換でフルHDの頃の環境が取り戻せた感じです。
photoshopなどのアプリを含め操作が全体的にキビキビと動くようになりました。
アプリ以外でもフォルダ内の画像サムネイル一覧の表示なんかも、表示件数が増えた事による読み込み遅延も解消されたりと、やはりビデオメモリ1GBはあちこちで相当負担が高かったようです。
4Kモニター導入はビデオカードとセットで考えた方が良い
もちろん使用環境や用途にもよりますが、これから4Kモニターの購入を検討されている方は追加でビデオカードも検討されたほうが良いでしょう。
それくらい解像度のアップはマシンの負担だということですね。
※2016/8/22追記
この記事を執筆してから半年ほど、nvidiaもATIもラインナップが刷新されましたね。
購入後たった半年で世代交代といのはちょっと悲しいですが、まぁゲームもやりませんし世代が変わったからといって現状の用途で問題が出るわけでもないので別段気にしていません・・・ということにしておいてください。
ただ、これから購入を検討されている方にはさすがに最新のものを選択したほうが良いと思うので、一応現状ラインナップから個人的にオススメする製品を追記しておきます。
NVIDIA Geforce 1060 3GB
執筆段階ではあまり流通してないようで商品掲載はできませんが、6GB版からシェーダ数とメモリを削減したモデルです。
3万円を切る価格で6GB版とさほど遜色ない性能のようですので、これまでGTX960を検討した方には価格帯的にも丁度よいモデルじゃないでしょうか。
ただ現状では販売メーカーも少ないので、2万円台中盤に落ち着くくらいまで待ったほうが良いかもしれません。
AMD RADEON RX470
Geforceも良いですが、個人的に気になるのはこっちのRX470の方ですね!
ベンチマークでもGeforce GTX970と同等の性能でミドルクラスの価格帯。ユーザーには嬉しい進化ですね!
また非常に個人的にオススメする一番の理由が、LGのモニタなどの組み合わせで使える「AMD FreeSync」対応。
ゲームはやりませんが、動画を見るときにどんな具合に補正されるのか気になるところです。
あとは1060よりメモリが1GB多い4GBモデルであることと、先発なので価格も2万円中盤で落ち着いているのも買いやすいですね。
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