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結婚式の撮影を任された!ブライダル撮影のカメラ設定とカメラマンが式場でやるべきこと

2016年03月18日

2016年04月28日

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どうしよう!ブライダル撮影を依頼された!

カメラを趣味にしていると時々発生するイベントです。

これはカメラ中級者が一番恐れる事態じゃないでしょうか。
もちろん依頼者に悪気はないのですが、一眼レフを持っているなら結婚式の撮影くらい簡単だろうと思っているかもしれませんが、なまじ撮影の理論を知っているとブライダル撮影の難しさを理解できるものです。

自分もまさにそれで、依頼された時はすごいブルーになりましたが、幸い近くにカメラマンがいたのとネットで得た知識を総動員してなんとか切り抜けられました

その時の体験談をもとに、ブライダル撮影のカメラ設定から式での動きなどを綴っていきます。

ちなみに自分が撮影に使用した機材は下記の通りです。

・ボディ:CANON EOS 6D(フルサイズ)
・レンズ:CANON EF24-70mm F4 L IS USM
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM Art
TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD
・ストロボ:CANON スピードライト 430EX II
・その他:自作ストロボバウンサー
基本性能を押さえたエントリーフルサイズカメラ!Canon EOS 6Dレビュー
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当ブログで掲載している写真はサムネイルを含めて一部を除き基本的に筆者で撮影したものを使用しています。
需要があるのか分かりませんが...

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カメラの設定

マニュアルモード(M)を使う

スナップショットがメインの方は自分も含め絞り優先モード(A/Av)かプログラムオート(P)がメインで、マニュアルモードなんて全然使ってないはず。

出歩いた先で偶然見つけた被写体にサッとカメラを構える時などは、感度・シャッタースピードをオートで合わせてくれるのは非常に便利。
というかイチイチそこまで設定していたらシャッターチャンスを逃してしまうので必須の機能です。

ただチャペルでは明かりの少ない場所で被写体が動く人物と条件が良くありません。
加えて限定された空間での撮影になるので、マニュアルモードで設定を固定した撮影のほうが有利に働きます。

シャッタースピードが命!

プログラムオートや絞り優先の場合のシャッタースピード

プログラムオートや絞り優先モードでは撮影状況やF値でシャッタースピードが自動的に決まります。
これはカメラ側ができるだけ感度を上げないように設定したギリギリ手ぶれしないラインのシャッタースピードになります。
でもオートの設定だとあくまで画質優先で感度を無理に上げない為、ラフに撮影した場合など手ぶれ補正がオンになっていてもわずかに手ぶれしてしまうほどスイートスポットがシビアなんです。

手ぶれも被写体ブレも、ブレれば写真は台無し。
ですので失敗が許されない状況での撮影はシャッタースピードを軸に設定を詰めていきます。

シャッタースピードの目安

よく言われるのが「1/焦点距離」です。
例えば35mm換算で50mmのレンズなら1/50ということですね。

が、経験上それだとちょっと厳しいと思います。
ましてや被写体も動くので、チャペルでこれを実践したら間違いなくブレブレ写真を大量生産するだけの結果になります。

ではどの辺りが適正か?
撮影者の構え方や個人のクセなどもあるので絶対ではありませんが、1/80~1/200くらいかなと思います。

ただマイクロフォーサーズなど小型カメラやライブビュー撮影などの場合、撮影時にカメラがしっかり固定できないのでもう少し上げる必要があると思います。

またレンズによっても条件は変わります。
望遠側ならその分ブレやすいのでスピードを上げる必要はあるでしょう。

自分の場合は一部をのぞき焦点距離が24-70の範疇で1/80~1/125で撮影しました。
何とかなっていましたが、等倍で確認してみるとギリギリだったかなぁと感じます。

ノイズは多少割り切って感度を上げる

シャッタースピードを上げるということは写真が暗くなるので、必然的に感度を上げることになります。
そして高感度はもちろんノイズに直結しますので低く抑えたいのが心情ですが、写真が暗ければ結局現像時に露光量を上げることになるので、最初から上げても同じで後から手間がかかりません。

自分の場合はISO1600~2500で撮影しました。
フルサイズと言えどさすがにノイズは目に付きますがそれは等倍鑑賞での話で、Lightroomで軽くノイズ除去をすれば、サービス版にプリントする程度ならまったく気になりませんでした。

絞りはできるだけ開けて

少しでも明るい条件が欲しい中で絞るなんてそうそうできません。
ですので自分の場合はメインで使用した24-70は開放のF4固定。
ただ35mmF1.4を開放はさすがに被写体深度が浅い為、場面によってはF2に絞ったりしました。

ストロボは必要か?

手放しで「ストロボは必要!」とは言えませんが、あったほうが良いことは確かです。
何故こんな濁した言い方になるかというと、まず自分があまりストロボに詳しくないというのもありますが、ストロボの効果は撮影条件大きく左右されるからです。

まずストロボ使い方として直射は御法度だということ。
被写体が白く飛んでしまうことはもちろん、撮られる側は相当眩しいのでやってはいけません。

ですのでストロボは基本的に上または壁側を向けてバウンズ効果を利用するのですが、天井の高さや壁までの距離、さらにはレンズの焦点距離によっても効果は大きく変わるので、ただでさえ忙しい状況でそこまで設定をかまれるかという問題があります。

おそらくカメラマンは事前にチャペルでテスト撮影をする機会があるので、その時に最終的なカメラの設定を詰めるのですが、そこでストロボ前提の設定にすると結果がまちまちになってしまう恐れがあります。

ですので私感としてですが、ストロボはお守りか気休め程度の+α要素として捉えておいたほうがいいと思います。
あと自分のように場合は天井や壁の条件の影響を抑える為に自作バウンサーを用意しました。
手前味噌ですが200円で作った割にはそこそこ効果があったんではないかと思います。

結婚式の撮影に便利!200円でできる自作ストロボバウンサー
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撮影にあたっての準備

用意しておくと良いもの

・予備のメモリーカード
・予備バッテリー
・サブカメラ

撮影機器に支障が発生しするとその時点でアウトです。
ですので想定できるトラブルに対しての準備はしておいたほうが良いでしょう。
とはいえ結婚式のためにわざわざサブカメラを購入するのはさすがにやりすぎですが、せめてメモリーカード・バッテリーくらいは用意しておきましょう。

式場での動き

打ち合わせ

早めに式場入りして、式場の担当に進行の確認をしておきましょう。
「どのタイミングで署名とキスシーンがあるからその時は前に」など進行の把握や「どこまで前に出ていいか」など決まり事の確認は必要です。

あと式前にチャペルに入れてもらってカメラの設定を詰めるのも大事です。
ここで最終的なカメラのセッティングを終えておきます。

リハーサル

リハーサルも大事な撮影時間。
カメラマンのリハーサルでもありますが、本番での失敗や取り逃しを補完する大事な機会です。
本番同様しっかり撮影しておきましょう。

式場、料理、小物の撮影

人物の撮影はもちろんですが、式場の全体像や飾られた花や小物、料理なども撮影しておくと良いです。
後に写真を見ながら式の情景が思い出されるのでおすすめです。

笑顔にする

撮影する時には、できるだけ笑顔にするように笑わせましょう!
幸せな結婚式を、さらに幸せな写真で残してあげる。
テクニックより何よりこれが一番大事かもしれません。

撮影後

現像ソフト

悪条件での撮影なので、おそらくノイズ処理と露光調整が必要になってくると思います。

カメラ付属の現像ソフトなどもあるでしょうが、個人的にAdobeのLightroomをオススメします。
写真管理にも便利ですが、ノイズ除去が強力で露光や彩度などの調整も直感的にできるのでとても重宝しています。

DropBoxのフォルダ共有などで公開する

プリントして渡してももちろん良いのですが、現像が完了した段階でネットワークで渡してあげると喜ばれます。

DropBoxなどのネットワークストレージで共有すれば親戚など遠方の方にもすぐ見てもらえるので良いのではないでしょうか。

まとめ

人生に一度(たぶん)の晴れの舞台のカメラマンなんて、頼まれる側としては相当荷が重いことでしょう。 慣れない撮影に断りたくなるかも知れません。

ただ、しっかりとした知識と準備があればそんなに難しいことではありません。
大事な瞬間の撮影を依頼するということは相手の信頼の証ですから、その意に応える意味でも場当たり的にせず、しっかり準備をして撮影に臨みましょう。

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